国語を勉強しているのに成績が上がらない東住吉区・都島区の中学生必見!
セルスタ円現塾は、平均点前後のお子様を70点・80点台へ伸ばすことを得意とした地域密着型の個別指導塾です。
今回の記事では、50年以上続く「セルスタ円現塾」の塾長が、東住吉区都島区の中学生の国語の成績の伸ばし方を徹底解説していきます。
について解説します!
成績が上がらない原因はどこの地域でも似たようなものがありますが、今回は、長年東住吉区と都島区の地域で塾をやっている経験から東住吉区都島区地域の特徴として解説します。他の地域の方もご参考にしてください。
この記事を読めば、中学生の国語の成績の上げ方が一発で分かります!
ぜひ最後までご覧ください。
目次
中学生の国語のつまずきやすいポイント【学年別】

中学1年生・2年生
中学3年生(入試直前期以外)
中学3年生(12月以降・受験期)
中学生の国語はどのように勉強すれば良いか【学年別】

中学1年生・2年生
中学3年生(入試直前期以外)
中学3年生(12月以降・受験期)
国語の成績が上がらない中学生の特徴

セルスタ円現塾に通う生徒の国語の得意・不得意の違いは、以下の通りです。
ポイント | 得意な生徒 | 不得意な生徒 |
---|---|---|
通塾スタイル | 決まった曜日に週2〜3回、 バランスよく通塾 | 曜日が決まっておらず、 通塾のバランスが悪い |
日頃の勉強習慣 | 英語長文や社会資料、数学文章題を丁寧に自習し、 語彙・漢字もコツコツ継続 | 国語や他教科の文章に触れる機会が少なく、 漢字・語彙の積み重ねが弱い |
差が開くところ | 問題の根拠を文章から正しく読み取り、 論理的に説明できる力 | 設問の意図を取り違え、 文章全体の論理構造をつかめない |
受験直前期の対応 | 過去問演習や記述指導を活用し, 得点力を着実にアップ | 過去問演習が不足し、 時間配分や記述対策が遅れがち |
国語は“他教科と連動して伸びる”教科
ここまで見てくださった方で、「なぜ国語の話なのに英語や数学の話も入ってるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
それは、国語は単独で成績を上げるというよりも、他教科で養われる“読む力・考える力・伝える力”と密接につながっている教科だからです。
ここからは、他教科と国語との関係について見ていきます。
英語で養われる「国語力」
文構造・語彙・論理的読解
英語の長文読解では、主語と述語の関係や段落構成、因果関係をつかむ力が必要です。
これはまさに、国語の評論文・説明文を読み解く力と同じです。
また、英語を丁寧に訳す作業が、言い換え力・要約力・文法的感覚を鍛え、それが国語力の向上に結びつきます。
数学で養われる「国語力」
筋道を立てて説明する力
数学の文章題や図形の証明では、「与えられた条件からどう導くか」を論理的に考える力が必要です。
これは国語の記述問題や、設問の根拠を説明する問題と同様で、答えを出すだけでなく、なぜそうなるかを言語化する力を育みます。
理科で養われる「国語力」
因果関係の把握と要点整理
理科の学習では、「なぜ〇〇が起きるのか」「どんな条件で変化するのか」といった因果関係の理解が求められます。
また、文章・図・グラフの情報を組み合わせて理解する力も、国語の説明文や資料読解で活かされます。
社会で養われる「国語力」
要点のまとめ・資料読解・評論的思考
社会では、大きな歴史の流れや社会の仕組みを理解しながら、複数の情報を整理して要点をつかむ力が求められます。
特に公民分野では、
・言葉の定義(例:権利・義務・公共の福祉など)
・社会制度の仕組みとその背景
・複数の立場や主張のバランスを見る視点
といった論理的・評論的な思考が必要とされます。
これらは、国語の評論文の読解や、複数資料を読み比べて答える問題と非常に近く、社会の学習そのものが国語の読解練習にもなっているといえます。
セルスタ円現塾が国語を“あえて特訓しない”理由

セルスタでは、日々の学習の中で「読む・考える・説明する」力が自然と育つように指導しています。
そのため、国語だけを特別扱いせず、4教科の学習の中で“土台としての国語力”を育てるスタイルをとっています。
特に、以下のような生徒は、国語の学習時間が少なくても成績が安定しています
生徒タイプ | 特徴 |
---|---|
読解力のある理系型の生徒 | 数学・理科の文章題を丁寧に読む → 国語にも波及 |
構造を意識できる英語好きの生徒 | 英文構造の理解を通して → 国語の論理構造に強い |
社会の流れを理解する生徒 | 歴史や現代の資料整理 → 要約や背景理解に強い |
ただし、「受験学年の12月以降」は“国語の仕上げ”が必須です。
入試が近づくと、「なんとなく読んでわかった」では通用しません。
入試では、限られた時間で点数を取り切る「技術」と「型」が求められるため、セルスタでは中3の12月以降から、国語の解法と記述指導を本格的に行っています。
以下が、実際にセルスタ円現塾が行っている対策です。
● 過去問演習と出題傾向の把握
入試本番を想定した演習 → 解答時間の配分・問題形式への慣れ
高校別の傾向に応じた対策を指導
● 選択問題の「絞り方」の訓練
・本文に書かれていること vs 書かれていないことの見極め
・主張・事実・具体例の区別
・極端な表現や飛躍した内容を除外する判断力
● 本文の読解に「構造的視点」を導入
・「具体例→一般化」などの論理構造をつかむ
・指示語や接続語を手がかりに、段落の関係性をとらえる
・主張の位置・理由の位置を意識した読み方を徹底
● 記述問題の「答え方」を徹底指導
・「理由は?」→「〜から」/「どんなこと?」→「〜なこと」など、設問の聞き方に合わせた文末表現の訓練
・自分の言葉でまとめる練習 → 説明力・論理性の強化
セルスタ円現塾は作文指導にも力を入れています!

入試では、作文や小論文が課される高校も多くあります。
セルスタでは、以下のような「書き方の型」に基づいて指導を行っています。
・「意見 → 理由(2つ)→ 結論」の構成で論理的に書く
・主語・述語のねじれや文法ミスを修正
・自分の体験や日常を具体例として使う
・与えられたテーマに対し、自分の立場を明確に持つ
作文は、日頃の思考力と表現力の“総まとめ”です。丁寧に時間をかけて指導します。
中学生の国語の成績を上げるには? まとめ
国語は“自然に育てて、最後に仕上げる”
国語は、「問題集を何冊も解く」よりも、「日々の学習の中で育てる」教科です。
セルスタでは、英数理社の学習を通して、読む力・考える力・言葉で表す力を総合的に育てることを大切にしています。
しかし、入試が近づく12月以降は別です。
得点力としての国語を仕上げるフェーズに入り、戦略的に指導を行います。
・解き方の型を覚える
・記述の書き方を訓練する
・本文を構造的に読む力をつける
・「書き方の型」に基づき論理的な作文力をつける
これが「特別、国語に力を入れていなくても入試で成果を出している」セルスタの国語指導の核です。